マンションが売れないタイミングとは?不動産仲介業者が説明します

マンションが売れないタイミング

「マンションが全く売れず困っている。」
「マンションが売れないタイミングがあるのか知りたい。」
このようなお悩みや疑問を、お持ちではないでしょうか。
実は、マンションなどの不動産の売却には、あまり適していない時期やタイミングがあるということをご存知でしょうか。

売れにくいタイミングでマンションを売り出してしまうと、
「売れるはずのマンションを所有しているのに、タイミングを間違えたために売れ残っている。」という事態になります。
このような残念な事態にならないように、あらかじめ売り始めるタイミングについて検討することが大切です。

そこで今回は、マンションが売れにくい時期やタイミングについてご紹介します。

●マンションが売れにくいタイミングとは?
・4月中旬以降
「マンションが売れる」ということは、マンションを購入する方が多いと考えられます。

特に、マンションなどの居住宅の売買が多い時期は、年始〜3月にかけての新生活の準備期間です。
春になれば、就職や転勤、進学する方が非常に多くなります。
それに伴い、数か月前から新しい住居探しが活発になりますね。そのため、年始〜3月が売れやすくなります。

しかし、4月中旬以降は、多くの方が新居探しを終えているため、一気に不動産の売買が少なくなります。
そのため、マンションが売れないタイミングの一つに、4月以降の春先が挙げられます。

・市場価格が高騰している時期
不動産や土地の価格は、市場によって常に変化しています。
市場価格が高騰している場合、不動産の価値も高くなり、高額で売却できるとも考えられます。

しかしこの場合、マンションを購入する立場から考えれば、高い値段で購入することになりますね。
市場価値が高まれば、その分高額で価格設定できます。
しかし、あまりにも高額であると、逆に購入を避けられてしまうのです。

〇最後に
今回は、マンションが売れないタイミングについてご紹介しました。売れない理由は様々考えられますが、売り出すタイミングが問題の場合もあります。

商品の売買は、需要と供給によって成り立っています。
需要が少ないタイミングにマンションの売り出しを行っても、売却の可能性は低くなりますね。

売れにくい4月中旬以降のタイミングではなるべく売却活動を避け、売れやすい年始〜3月にかけての新生活の準備期間のタイミングで売却するようにしましょう。
今から売却を検討される方は、売り出すタイミングを意識してはいかがでしょうか。