内覧前の掃除はするべき?マンション売却を成功に導くために知っておきたいポイント!

マンション売却を成功に導くために、少しでも購入者にマンションをよく思ってもらいたいのは当然ですよね。
マンションをよく見せるには広告の写真や売り文句など様々な方法があります。

その中でも、内覧前にマンションを掃除するのは代表的な方法です。
では、実際にマンションの売却前に掃除はどれくらい必要なのでしょうか?

今回はマンション売却に際して、内覧前の掃除についてお伝えします。

マンション売却とお掃除の重要性

・内覧前の掃除は本当に必要?
内覧前にどこまで掃除を行うかはオーナーや不動産会社の判断によりますが、掃除は必要なのでしょうか。

実はここで重要なのはバランスです。
内覧に来た人に印象よくみられるために行うのが室内や水廻りの掃除ですが、当然その目的はマンションを買ってもらうことです。
マンションを買ってもらいやすくするには、マンションの価値を上げる方法とマンションの値段自体を下げる方法があり、この場合では前者の方法をとっているわけですね。

マンションがすでに綺麗な状態であるのに、高いお金や労力をかけてハウスクリーニングをする選択肢をとった場合、それにかかる経費の分マンションの値段を下げた方が売れやすかったということがあるかもしれません。

自分のマンションを綺麗にしてマンションの価値を上げるのか、またそのためにどれくらいの経費がかかるのか、あるいはマンションの価格を下げる方が費用対効果がよいのかといったことを総合的に勘案されることをおすすめします。

・掃除するならどこ?
簡単に自分の手で大きな汚れが落とせるのであれば掃除をするに越したことはありません。
コストパフォーマンスが高い掃除ができる箇所は以下の2点です。

1.水周り
人が内覧するときに最も汚れが気になりやすいのが水回りです。
ご自分が賃貸物件を見るときにもトイレやお風呂、キッチンなどを気にされていませんでしたか?
ぬめりやカビなど、不快感を覚えるような汚れは市販の薬品で取れることも多いので、あらかじめ取っておくことをおすすめします。

2.玄関
人も物件も第一印象が重要です。
物件に対しどういった印象を持つかに大きく影響を与えるのが玄関です。
積もったほこりを掃いておくなど、すぐにできることも多いのではないでしょうか。
また、内覧者になったつもりで玄関に入ってみて、気になったところを集中的に掃除するのもよいでしょう。

マンションの内覧前の掃除についてご理解いただけたでしょうか。
コストパフォーマンスを重視して掃除するかどうか、どこを掃除するかを選択することが、少ないストレスで満足のいくマンション売却に繋がります。