江東区の住みやすさって実際どうなの?治安は良いの?

街並み

「通勤にも便利だし、江東区に住もうかな。」
「でも、子育てもしたいし、住みやすさや治安が気になる。」
江東区は南北に長く、東京湾岸、深川、城東に分けられる地域で、エリアによって雰囲気が異なります。

お台場に徒歩で行けるエリアもあり、住みやすいところが多そうですよね。
実際のところはどうなのでしょうか。
今回は江東区の住みやすさや治安について紹介します。

■江東区って住みやすいの?

住みやすいかどうかに関する着眼点は人によって異なるので一概には言えません。
今回は子育てをしているファミリー層に絞って、住みやすさをみていきましょう。

江東区は子育てをされている方への支援制度が充実しています。
例えば出産前の妊婦さんは妊婦検診を14回、公費で受診できます。
また、出産後は子ども手当や児童扶養手当、特別児童扶養手当、心身障害者福祉手当など、条
件によって数多くの手当を受けられます。

その中でも子どもの医療費に関する手当はかなり魅力的です。中学3年生までの子どもに限って、健康保険が適用される医療費の自己負担分を区が助成してくれます。

また、子どもが私立幼稚園等に通園することになった場合、保護者の負担を減らすための私立幼稚園通園補助金があります。入園料補助金、保護者補助金、就園奨励費補助金の3種類あり、支援制度はかなり整っていると言って良いでしょう。

■江東区の治安って良いの?

子育てをするならもう一つ気になるのが、治安の良し悪しですよね。
江東区は東京湾岸、深川、城東に分けられると紹介しましたが、断然治安がいいのが東京湾岸です。東京湾岸は駅から徒歩20分圏内の事件発生率が低く、23区内77地域中でみたときにも2位という治安の良さを誇っています。

東京湾岸エリアには人があまり住んでいないことが理由にあげられるでしょう。
ゆりかもめではテレコムセンター駅が、りんかい線では東京テレポート駅が東京湾岸エリアです。あまり人が住んでいそうなイメージはないですよね。

しかし、東京オリンピックに向けてどんどん住みやすくなることが予想されます。
街灯が多いのも安心できますね。

深川エリアは先ほどの治安の良さランキングでは33位です。
しかし、発生する事件の種類を見ると傷害などの凶悪な事件が少ないので、過敏になるほどではなさそうです。

城東エリアは52位で、殺人や自転車盗難といった事件が平均よりも多く発生しています。
そのため城東に住むとなると、日頃から防犯意識を強く持つことが大切です。

今回は江東区の住みやすさ、治安について紹介しました。
通勤に便利な江東区ですが、エリアによって特徴が異なります。
通勤時に乗ることになる電車に一度乗ってみること、その地域に強い不動産屋さんに依頼することをオススメします。