マンションが売れないのはタイミングのせい?売るためにすること

タイミング

「マンションを売却したいのになかなか売れない!」
「タイミングが悪かったのかな?」

マンションを不動産屋さんに預けて売却してもらっているけど、なかなか買主が見つからないと、不安になってしまいますよね。
確かにタイミングが悪いと、なかなか売却されないことはあります。
人の転勤や異動は4月、10月に行われるので、その3ヶ月前には売却しておきたいところです。

しかし、仮に11月に売りに出したとしても次の4月入居希望者の方が見てくれている可能性が高く、タイミングは関係ないとも言えます。

では、なぜ売れないことがあるのでしょうか?
今回は売れない理由と売るためにしたいことについて紹介します。

■マンションが売れないのはなぜ?

マンションを売却する際、不動産屋さんに仲介を依頼することと思います。
マンションが売れない一つの原因として、その不動産屋さんに物件を売る気がないことが考えられます。
不動産屋さんと結ぶ媒介契約には3種類あります。専属専任媒介契約と専任媒介契約、一般媒介契約です。あなたは不動産屋さんと、どの媒介契約を結ばれましたか?

専属専任媒介契約や専任媒介契約の場合、一社に依頼することしかできません。
しかしその代わり、契約期間中に売買が成立したらその不動産屋さんの利益になるものとして、営業をお任せしています。
これらの媒介契約の方が不動産屋さんの営業意欲は高まると言われています。

しかしその反面、売却に対するライバルが存在しません。
そのため怠ける不動産屋さんがあることも考えられます。

一方、一般媒介契約では複数の不動産屋さんに依頼できます。しっかりした不動産屋さんであれば営業を怠けることはないでしょう。
しかし売主様にとっては、複数の不動産屋さんと連絡を取るのが大変だというデメリットがあります。そのため2、3社との契約で十分だと言われています。
また、一般媒介契約の場合は報告義務がないので、信頼できる不動産屋さんを選ぶことも重要です。

■一つの目安は3ヶ月

「なかなかマンションが売れないなぁ。」「不動産屋さんを変えようかなぁ。」そのように思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、どのタイミングで不動産屋さんを変えればいいのかが難しいところですよね。
短いスパンで変更するのは面倒ですし、広告の成果がまだ出ていないだけかもしれません。

一つの目安が3ヶ月だと言われています。これは専属専任媒介契約や専任媒介契約が法令上3ヶ月で契約更新しなければいけないことに由来しています。

今回はマンションが売れない理由について紹介しました。
夏は物件が売れづらいとも言われていますが、夏休みに引っ越したいという層もいらっしゃいます。
3ヶ月同じところにお願いしていて売れなかった場合、不動産屋さんを変えるか媒介契約を見直してみてはいかがでしょうか。