マンションのローンが残ってるのに売却できる方法って？
「マンションを売りたいのにローンが残ってる」「ローンを払い切らないとマンションは売ることができないって言われたけど、どうしたらいいの」とお悩みの方はいらっしゃいませんか。
ローンが残っているマンションはどのように売れば良いのでしょう。
また、ローンを払うのが難しい時でもマンションを売却することはできるのでしょうか。
この記事では、まだローンが残ってるマンションを売却する方法についてご説明いたします。
□売却代金でローンを補えるとき
マンションを売ったお金でローンを返せる場合は、買主から受け取ったお金でローンを払えば解決できます。
ただし、金融機関があなたの家を競売にかけられる抵当権を抹消しなければならないので注意が必要です。
これは司法書士に任せることが多く、登録免許税として1,000円と司法書士に10,000円ほど支払うことになります。
□自己資本でローンを補えるとき
売却代金ではローンを完済できないときでも、自己資本で差額分をまかなえるときは、そのお金で抵当権を抹消できます。
抵当権を抹消すると売却が可能なので、マンションを売却することができます。
□売却代金と自己資本でローンを補えないが、新居に買い替えるとき
自己資本でローンを補えない場合でも、買い替えローンを利用することができる場合があります。買い替えローンを利用すると、残ったローンを新居のローンに組み入れることで、マンションを売却できます。
また、買い替えローンによってこれまでのローンよりも金利が下がったり、移住用財産の特例条件に合えば減税対象になったりすることがあるので、お得になる可能性もあります。
ただしローンの返済が危ぶまれる人には適用されない可能性が高いので注意が必要です。
また、買い替えローンが適用されたとしても借入額はこれまでよりも多くなるので、本当にローンを返済できるのかどうか、しっかりと考えるのが良いでしょう。
□ローンの支払いが困難でマンションを売りたい場合
ローンの支払いを滞納してしまっていて、マンションを売りたい場合には任意売却を行えるかもしれません。
任意売却をすると金融機関に競売にかけられるよりも高値で売ることができ、場合によっては残ったローンを返済しやすくしてもらえる可能性もあります。
ただし、任意売却をしてしまうと一定期間ローンを組むことができなくなるというデメリットもあるので、注意した方が良いでしょう。
□まとめ
ここまでローンが残っているマンションを売却する方法についてご説明いたしました。
自己資本や売却代金で抵当権を抹消すれば売却できることがお分かりいただけたと思います。
また、売却金や自己資本でローンを補えない場合でも買い替えローンや任意売却を利用できる可能性があるので、検討してみてはいかがでしょうか。