そのタイミングはまずい!マンションが売れないタイミングとは?

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今持っているマンション、お子さんやお孫さんとの暮らしが変化したり、転勤が決まったりして、売りに出さなくてはならない場合がありますよね。

しかし、タイミングによってはマンションを売りに出しても全く売れない可能性があるのです。

実際に、マンションの買い手が少なくなっているというのが現状です。

では、そんな少ない買い手の心を逃さないために、今回は売りに出すべきタイミングをご説明いたします!

□マンション売却にベストなのは、2シーズン!

マンション売却のベストタイミングは、1~3月と7~9月なのです。
なぜでしょうか?
先ほども申し上げましたが、マンションは「いかに誰かに買ってもらうか」が売却の鍵です。

では人は、1年の中でいつ新しく住居を持とうと思うでしょう?
そう、転勤や進学、就職のタイミングですね。

そのタイミングでは、マンション購入の需要があるのでマンションは比較的高く設定されます。

そのため、日本の進学、就職シーズンの4月や、人事異動のある9〜10月の少し前に合わせて売られたマンションは、比較的高値で売却できます。

□いつ出してもその時期になったら売れる、は間違い

「別にシーズン外に売りに出しても、その時期になったら売れるんじゃないの?」
と思われる方がいらっしゃるでしょう。

しかし、実際に何か月も売れていない物件と最近売りに出された物件のどちらかを選ぶ必要があるとすると、何となく何か月も売れていない物件を避ける方が多いのではないでしょうか?

3月に一斉にマンション需要が高まるとしても、シーズン内の2月に売りに出されたマンションと、シーズン外の去年11月に出されたマンションでは、前者の方が魅力的に映るのです。

□結論:マンションがもっとも売れないタイミングは、シーズン直後の4月・11月

以上の点をまとめると、シーズンが終わって買い手がいなくなった直後の4月、11月あたりがもっとも「危ないタイミング」ということですね。

□最後に注意点!戦略を立てればシーズン外でも売れる?

くどいようですが、マンション売却の鍵は、「買う人」。
自分の売りたいマンションを欲しがるであろう人がシーズン外に購入することを見込めそうならば、シーズン外に売っても高値で売却できる可能性があります。

これには、自分のマンションの強みや競合の状況を把握したビジネス的な感覚が必要となりますので、専門の不動産業者にお任せすることをおすすめします。